人って、本当に一人一人違いますよね。
だからレッスンする時も、決して同じにはなりません。
ゆめかな音楽教室では、音楽を好きになってもらうことが一番の目標です。
嫌いになってしまっては、何のためにレッスンするのかわからなくなります。
でも、気がつくと、なんだか上手くいっていないな〜〜、と悩むこともしばしば起こります。
音に耳を傾けること・・・、これって当たり前のようなことなのに、当たり前ではないんです。
音大に行ってるような上手な生徒さんでさえ、気がつくと自分の出している音を耳が聴いていない。
いや、耳が聴いていないのではなく、心が聴いていないと言ったほうが正しいかもしれません。
小さな子供でも、音を聴くことが自然に出来てしまう子もいれば、聴くことよりも視覚的な面によく反応
する子もいます。
まずは音に耳を澄ませるようになることが、とても大事だと思います。
ある程度大きくなっていれば、何故音楽教室にわざわざ来ているのか自覚があるからレッスンするのは難しくないのですが、まだ幼いお子さんはレッスンの意味もよくわからない場合が多々あります。
だからどのように進めていくか、その人の性格や興味にあった方法を考えていかないと、全くつまらない苦痛を与えるレッスンになってしまいます。
やる気のある子を叱責することは効果がある場合があっても、やりたいかどうかもわからないうちに叱ったり怒ったり恐怖で追い立てるようなレッスンをするのは、音楽が嫌いになるだけです。
来てくれる生徒さんには長く続けて欲しいし、教室を成り立たせるためには一人でも辞めずにいて欲しいと思うけれども、大事な時間とエネルギー、お金を使うのだから、もしもあわない、他にやりたいことがあるのなら、辞める選択肢もあるよな〜〜、と考えてしまう。
逆に才能があろうが無かろうが、音楽をやりたい楽しみたい人には、是非来て欲しいな〜〜、と願う今日この頃です。