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2歳児とのワークショップの様子 10月16日

  今日1016日は、ワークショップでした。 

2組の親子が参加する予定だったのですが、都合で1組、2歳の女の子Nちゃんとお母さんが参加してくれました。
2歳のお子さんということで、どのように進めていったらいいか、一緒にワークを行う やましん といろいろ話し合いました。
今までの経験から、4歳以上になると言葉のやり取りがスムーズに行くので、こちらの説明に合わせて何かを創り上げたり出来るのですが、2~3歳の場合は人見知りしたり、気分によって話を聞いてくれたり、イヤイヤになってしまったり。
とにかく無理強いしないこと、お母さんが楽しんでいるのを見て、一緒にやりたくなるようにしてみること、時間もきっちり決めず様子を見て進めることにしました。
 
 やはりNちゃん、最初は人見知りして今にも帰りたそう。
こちらと目を合わせてもくれません。
とりあえず興味を持ってくれそうな小さな打楽器、マラカスや鈴などを目の前に置いて好きなものを選んでもらおうとしたのですが、もう泣いてしまいそうに・・・。

 そこで私はピアノ、やましん はリコーダーで、「チューリップ」や「ちょうちょ」、「むすんでひらいて」など思いつく曲を片っ端から演奏してみました。
もちろん即興なので、リコーダーが吹きやすいように全てハ長調にしました。
すると私たちの視線も感じなくなったせいか、Nちゃんはお母さんと一緒に鈴やマラカス、小さな太鼓など、音楽に合わせて叩いてくれている様子。
様子が観たくて目を向けた途端、動きが止まってしまい、音楽が止まるとまた泣きそうな雰囲気が・・・。
これ以上思いつけないところまで、子どもの知っていそうな曲を演奏しました。

 次に目を合わせず、でもコミュニケーションをとればいいかと思い、私はマリンバに移動、やましん は鍵盤ハーモニカに持ち替え、即興で音を出し始めました。
演奏しながらNちゃんに、「好きな動物は何かな~?」と尋ねると、もちろん返事はありません。「イヌさんかな〜?」だんまり・・・、「オウマさんかな〜?、ブタさんかな〜?」、「ネコさんかな〜?」と言ったときにわずかながら反応が!!
お母さんも「ネコちゃん好きよね〜」なんて言ってくださって、早速ネコのお話を即興で始めました。

「あるところに小さな子猫ちゃんがいました・・・」マリンバを弾きながら喋ったり、静かにして喋りだけにしてみたり。
もちろん やましんも黙ってはいません。
「にゃ~~おお~~、にゃ~~おお~~」ドラネコのようなだみ声で鳴きます。
するとNちゃん怖くなって泣き顔に!
すかさず「大ネコちゃん、そんなにこわい声で鳴いたらNちゃんが怖くなっちゃうでしょ、ダメじゃないの〜」と子猫声で喋ります。
すると「あれ?」とNちゃんは泣き顔が元に戻りました。
子猫と大ネコがお散歩する話になって、途中おやつの話に。
Nちゃんは何のおやつが好きなのかな?」と尋ねると、やっぱり本人はむごんだったもののお母さんが「お芋が好きよね〜」とすかさずフォロー。
内心「お、おやつはお芋のお菓子にしてラッキ〜!」なんて思いつつ、な何とか話を終わらせる方向へ。
おうちに帰って、お昼寝をするシーンで終了。

 まだまだ今ひとつ打ち解けたとはいえない表情のNちゃんに、ワークでよく使うモーリスセンダックの名作「かいじゅうたちのいるところ」をお母さんに読んでいただき、私と やましん は物語に音をつけることにしました。
いつもはお昼寝の時間ということもあって、普段よりもノリがよくないとのこと。
Nちゃんには、気が向いたら一緒に絵本の絵を見たり、楽器で音を鳴らしてみたりしてもらうことにしました。
内容というか、使われている言葉は2歳向けではないけれど、絵を見ればなんとなく雰囲気が伝わったようで、しかも怪獣の出てくるシーンで不協和音やらヘンな音を出したら本当に怖くなってしまったようで、大急ぎで怪獣のシーンは進みました。
後でお母さんとお話していて、好きな絵本を持参していただいて、それに合わせて音をつければ、打ち解けやすいかもしれないと気がつきました。

すでにスタートしてから45分。

 最後にマリンバを触ってもらうことにしました。
とにかくお母さんが片手でNちゃんを抱っこし、片手にマレット(バチ)を持って弾いてもらう。もしもNちゃんもその気になってくれればいいかな、そうでなくても楽器の近くで音を聴くだけでもいいかな。
ちょうど今日はリハーサルの為にマリンバが1台多く入っていて、お母さん、やましん、私、と3台で演奏しました。
お母さんは実はピアノがとっても得意だと言うことで、マリンバでもどんどん思いつくままにメロディーを弾いてくれたので、私とやましん は伴奏や対旋律を弾きました。
マリンバの優しい音色と、お昼寝できなかったのとで、とうとうNちゃん抱っこされたまま眠りに落ちました。
途中マレットを握って、ちょこっとだけですがマリンバにも触れました。

ちょうどスタートしてから1時間。
リビングに移っておやつタイム。

 Nちゃんはもう起きないかと思いきや、パッチリ目が覚めてしまいました。
今日のおやつはサツマイモのクッキーとサツマイモとリンゴのケーキ。
好きなもので、よかった〜〜。
Nちゃん、驚くほどたくさん食べてくれて、私はとっても嬉しかったです。
おやつを食べたら打ち解けてきて、笑顔いっぱい、茶目っ気たっぷり、元気になりました。
帰るときには、皆にハイタッチをしてくれ、「今日は何が面白かった?」との問いに、「カメさん!」と元気に答えて笑わせてくれました。(カメは我家のペットです)

 最近ワークショップのあり方に、いろいろ悩んでいたのですが、今日は何かわかった気がしました。Nちゃん、お母さん、有難うございました。



wa-ku1016


| ワークショップ | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |

10月16,17日はスタジオ・バミで・・・

すっかり秋らしくなりました。我家の庭には子供のころからある金木犀の木があります。

今、金木犀はかわいい小さな花が真っ盛り、いい香りが漂ってきます。

さて、来週末はゆめかな音楽教室のワークショップと寺小屋が続きます。

今回はいつも参加してくれている小学生がお休みで、小さいお友達が参加する予定なので、またいつもとは違ったワークになると思います。

参加メンバーによって、変化していくので、私も楽しみだし、気が抜けません。

楽譜が読めなくても、楽器を触ったことが無くても、音に耳を傾けて、楽しむ・・・、それが音楽の第一歩。

そして、自分が表現したことが、まわりの人々から反響を受ける・・・、これってパフォーマンスの第一歩。

そんな発見していただけたらいいな〜〜。

そして、寺小屋、今回は第4回目になります。

2回目で石鹸について講演していただいた伊東猛士さんが、今回は「日本の敏感肌」に焦点をあてて、お話しします。

何を隠そう、私自身が子供のころからアトピーに悩まされてきたので、とても興味があります。

石鹸についてのお話を聞いたときも、いろいろ知らなかったことがたくさんわかり目からウロコだったのですが、今回は敏感肌の方々の為に普段どんなことを気をつけたらいいのか、「超敏感肌のための化粧品開発を行うメーカーの立場から」お話しいただきます。

う〜〜、楽しみです!!

●10月16日(土)

 ◆ワークショップ「音で遊ぼう!」
   音楽の一番大事な基本「聴いて、音を創って、楽しむ」を育むワークショップです

   ■開場13:00/始まり13:30/15:00終了    ■参加費:¥1,000
    家族割ひとり増える毎に+¥500(例:予約で親子二人で参加なら¥1,500)

10月17日(日)

 寺小屋vol.4  ◆寺子屋で日本の敏感肌に関して学ぼう!〜伊東猛士さんを迎えて
   open 13:oo/start 13:30/end 14:30  終了後ティータイム

     会費:¥500(茶菓子付き)

要予約

 お問い合わせ・予約
shinzaki06@gmail.com

                          (スタジオバミのブログより)
| お知らせ | 17:51 | comments(0) | trackbacks(0) |