寺小屋 vol.5 「ボランティアとは何だろう?」 終了
杉山さんは我家が毎年夏に参加している海のボランティア「おもいつき」の会長さんであり、中学高校の先生でもあります。
ボランティアと言っても私達はとてもいい加減な気持ちで始めました。
娘が4歳の時に、いろいろな事情で一度も海に連れて行ってないことに気がつきました。
しかしやましんも私も思いっきりアウトドアが苦手なために、友人Iさんご夫妻が毎年参加しているこの「臨海学校的なボランティア」に便乗させていただけば、おそらく娘も思う存分海を満喫できるだろう、と軽い気持ちで参加したのが始まりでした。
ところが行ってみると本当に臨海学校そのもののスケジュールに、びっくり。
しかも親と一緒に暮らせない児童養護施設の3歳〜小3までの子供達と先生方が参加し、ボランティアはそのお世話をするという、なかなかハードなものでした。
私はその後アトピーが酷くなり泊まらずに少しだけ覗いてくる程度の参加しか出来ませんでしたが、やましんと娘は殆んど毎年続けて参加しています。
ここで参加するボランティアの中には、杉山さんの教え子の大学生や高校生、その友達もいれば、杉山さんのように30年、或いはもっともっと以前から続けていらっしゃる大先輩の方々もいます。
若者達の活躍たるや素晴らしいもので、子供達のお兄さんお姉さんとして、食事や風呂、海での遊び、肝試しにキャンプファイアーと、徹底的に相手をします。
また長年続けていらっしゃる方々の、心細やかな気遣いや下準備、絶対に事故を起こさないための細心の注意、キャンプファイアーの時に恒例の花火打ち上げなど、もう凄いです!!
娘もはじめのうちはお父さんが自分の方を見てくれない(子供達の世話で余裕が無い)ことで寂しがったりしたようですが、4年生を機に大学生や高校生と共に一人前に扱われて、しっかりと子供達のお世話をするようになりました。
子供達の中には虐待を受けて皆と一緒にお風呂には入れなかったり、普通に座って食事を楽しんだり出来ないような子供もいます。
普通に家族と暮らせるということがどれだけ幸せなことか、思い知らされます。
そんなボランティアを30年近く続けてきた杉山さんのお話で、
「ボランティアというのは決して無償ではない。
人間というのは何もかえってこないことには頑張れないもの。
ただお金という形ではなくても何かしら、やったことへの手応えがあれば頑張れる。
そしてボランティアでの得られる何かは、もしかしたら”出会い”なのかもしれないと思う。」
と仰っていたのがとても心に残りました。
私達も、そして娘も、学校や家庭では学べない何かを、海で沢山教わったように思います。
そして寺小屋終了後はリビングで、恒例のやましんの淹れる美味しい紅茶とお菓子のティータイム。
今回のお茶は、アールグレイ。ちょうどいい濃さで、香りも強すぎず美味しかった〜。
お菓子は新しいハンドミキサーで作った、カスタードクリームを巻いたロールケーキとチョコレートクッキー、そしてスパイシーなオートミールのクッキーにしました。
皆さんのんびりお話したり、子供達は絵を描いたり、夕方まで楽しく過ごしました。
また来週は、即興の催し「表現茶会 vol.9」があります。
どんな催しになるかな?
何のお菓子を作ろうか?
もうすぐなので、のんびりしていられませんね^^
今回のお菓子に興味があったら、レシピはこちらです。(クックパッド)
http://cookpad.com/diary/1732150
(スタジオ・バミ ブログより)
ライブ「a happy reunion」終了
ワークショップ「音で遊ぼう!」
音楽の一番大事な基本「聴いて、音を創って、楽しむ」を育むワークショップです
◆2月19日(土)
◆3月27日(日)
(■開場13:00/始まり13:30/15:00終了)・・・時間は変更の可能性あり
■参加費:¥1,000
家族割ひとり増える毎に+¥500(例:予約で親子二人で参加なら¥1,500)
要予約
<ゆめかな音楽教室への予約、問い合わせは以下のアドレスにポストして下さい>
(スタジオ・バミ ブログより)
2月11日は「スタジ・バミ」初のライブがありました。
出演は友人母娘のアケさん(ピアノ)とアリーナ(ヴォーカル)
Ake Kubota ( Piano ) Alina (Vocals )
Ake Kubota’s official website : http://www.akekubota.com/
myspace.com/akekubota : http://www.myspace.com/akekubota
AK blog : http://ake-akblog.blogspot.com/
最初に駆けつけてくれたアサラトというアフリカのかわいい楽器の達人、神田さんに急遽お願いしてアサラトを演奏していただきました。いつも腰に沢山 のアサラトをつけていて、我家では神田さんと言わず「アサラトくん」と呼んでします。珍しい楽器だし、オモチャのようなかわいい外見なのに、作り出すリズ ムはなかなか複雑で、みなさん興味深く聴いていました。
そして、アケさんのピアノと私のマリンバで、と〜っても短い即興を演奏しました。
初めての組合せで、新鮮でした。
そしていよいよ、アケさんとアリーナ。
「私のお気に入り」から始まり、しっとりと染み入る歌声とピアノの響きに、皆さんうっとりと聴き入っていました。
私が一番心に残った曲は、アニー・レノックスの「why」という曲。
アケさんの心に染み入る繊細さと、時に大胆なピアノ、そして囁くように語り掛けてくるアリーナの歌声。かと思えば、のりに乗って楽しそうに歌うアリーナも。
そこにいた誰もが、心の耳をしっかりと傾けて聴き入っているのが、後ろから見ていてわかりました。
最後に、私も参加させていただき、3人でセッション。
あ〜、もっと一緒にやってみたい!!、と思いつつ、終了しました。
終了後、ティータイム。
いつもやましんが、とっても美味しく紅茶を淹れます。
今回はルピシアの「ゆめ」というフレーバーティー。”やさしく甘いバニラに、若々しく甘酸っぱいフルーツと華やかなバラの香りのする、幸福の紅茶”、だそうです。
今回のお菓子は、バレンタインデーが近いので、ココア風味の生地にチョコクリームを巻いたロールケーキと、プレーン生地に生クリームを巻いたロールケーキ。
それから雪にもかかわらず、当日になってお客様が思いがけず沢山来てくださったので、急遽焼いたスパイシーなドロップクッキー。
皆さん、喜んで下さいました。
皆さんお喋りが弾み、子供達はスタジオに行って楽器で音を出したり。
音楽仲間も来ていたので、なんとなく皆スタジオに戻って、太鼓やマリンバ、リコーダーでセッション。
友人2人は持ってきていたオカリナとピアノで演奏してくれました。
今回、心から音楽とお茶とお菓子と楽しい会話で楽しんだ会となりました。
これこそ、スタジオ・バミのいいところだと思います。
アケさんとアリーナには、またここでライブをしていただくつもりです。
ところで、ちょっと私自身の裏話です。
前日お菓子の準備をしました。
お客様と出演者、我家をあわせても10人。だったらロールケーキ1本でも足りそうだけど、いつも当日に突然増えるので、もう1本足しておくことに。
せっかくだからプレーンとココアの2種類作ることにしました。なんだか疲れていてなかなか手がつけられず、作り始めたのはもう夜中近く。
が、作り始めて間もなくハンドミキサー壊れて動かなくなってしまいました(泣)
「ウソだろ〜〜?!」と言いながらスイッチをカチカチしてもウィ〜シュルル〜、で止まっちゃう。終いにはピクリともしなくなりました。
凄く焦った。
卵白は比較的簡単に泡立てられるけど、プレーン生地は共立て。
けっこう時間かかるしパワーがいるのに、手動??、しかも生クリーム泡立てもある・・・。
そこで思い出したのが、ハンドミキサーを買う前に使っていたバーミックス(安物です)の先に泡立て器が付けられる!!
急いで棚から引っ張り出して使ってみたのですが、ハンドミキサーとは比べものにならない弱さ。しかも砂糖も卵も混ざらないうちに飛び散りまくり!!「もう〜〜〜、なんなんだ!!」と機械に向かって怒りながら、全て手動を決心しました。
時間かかるし、気も動転していたせいか、ココア生地ではクリームを塗る時に反対側の面に塗ってしまったため、外側の見た目がいまひとつに。
プレーン生地は間違って焼き時間を1分ほどですが短く設定してしまい、ちょっと焼きが甘かったせいかペーパーを剥がす時にちょっと生地がくっついて、やはりいまひとつの出来・・・、トホホ。
まあ、出来ただけよかったことにしました。
そして当日、出演のお二人とお昼をご一緒しました。
メニューは簡単で美味しい、牛丼と白菜サラダの2品。
どちらも本当に手間なしでウマイ!!
アケさんもアリーナもわが家族もみんな、「うまいうまい」とワシワシ食べてくれました^^
そうこうしている間にメールがぽつぽつ届き、お客様が予定していた倍以上に!!
これはお菓子が足らないと、直前に焦って作ったのが、スパイシーなドロップクッキー。
ライブ始まってから焼き上がり〜〜〜。家の中が甘くスパイシーな香りに包まれました
クッキーはカリッとしていて、ほんのりスパイシー、今回はレーズンが無かったのでアーモンドとチョコチップを入れました。私は焼き立てを味見に1個食べたきり、気がついたら無くなっていました!!
ロールケーキはどちらも皆さん大喜びでした。見た目は失敗しちゃったけれど、お味はバッチリ☆
ココア生地はシフォン生地のようにオイルが入っているせいかフワンフワン。チョコレート入りのクリームも美味しかったです。
プレーン生地はしっとりきめ細か。
もしかすると手動泡立て効果もあったのかな?
レシピに興味のある方は、こちらを覗いてみてください。
http://cookpad.com/kitchen/799659
※一番下の写真は、1月にあったワークショップの時のおやつです。
a happy reunion
スタジオ・バミで音楽会らしいことを開催するのはじつは初めてです。
Ake Kubota ( Piano ) Alina (Vocals )
Ake Kubota’s official website : http://www.akekubota.com/
myspace.com/akekubota : http://www.myspace.com/akekubota
AK blog : http://ake-akblog.blogspot.com/
2/11 (金・祝日)
open 14:30/start 15:00 end 17:00 〜18:00
場所:スタジオ・バミ(与野本町) ※投げ銭制
コンサート終了後、ティータイムがあります
■予約・問い合わせ:shinzaki06@gmail.com
http://studio-bami.com/
akeさんとalinaは母子です。そしてakeさんは気鋭のピアニストで作曲家。
alinaはヴォーカリストで画家である。ぼくは大昔に彼等に出会った。
そうそうakeさんの相方のnickもすごいギタリストでヴォーカリストなのを忘れていた。
ぼくが三十五歳の頃、止めていたギターをもう一度弾こうと気持ちを奮い立たせてくれたのがこの人達だ。
21歳で完全にギターを弾くことをストップしたので、14年ぶりに楽器と再会したことになる。
ギターを再開したぼくは今までのブランクを埋めるように、仕事そっちぬけで楽器の練習で忙しかった。
akeさんにはズーズーしくもいろんな伴奏をお願いして弾いてもらった。
週末はいつも遊びに行っていたわけです。迷惑な奴です。
その後、ぼくはバミさんと結婚して、さいたまに引越してからakeさんたちと疎遠になった。
ちょっと寂しかったな。
みんないろんないろんなことがあったわけだけれど、久しぶりに年末に遊びに行った。
Alinaとはなんと13年ぶりに再会した。七面鳥食べたりして楽しく過したんだけれど、
akeさんとalinaはデュオでオリジナル曲やジャズを聴かせてくれた。すごい音楽だったな。
二人のデュオを聴いて超感動したぼくは、バミスタに誘致した。
これは音楽会にして皆様に聴いていただこう、と思いました。
(やましん)