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バミスタで一番熱い日 ワーク&コンサート 「遭遇! 音あそびの会」

 忙しくてなかなか更新できなかったのですが、スタジオ・バミのブログからですが、ご報告として順次お伝えしたいと思います。

10月23日はバミスタ始まって以来の、最高に盛り上がった記念すべき日になりました!!

長野から、オギタカさんとコイケテツヤさんをお呼びして、スタジオ・バミでワークとコンサートを行いました。

(詳細は前回の日記にありますので、参考にして下さい。)

今までもいろいろな楽しい出来事あったけれど、今回はバミスタどころか、自分の経験の中でも3本の指に入るくらいの熱い一日でした。

開催を決めた当初、ワークは10人くらいと思っていたのですが、前日当日に人数が増えて、なんとワークに24名(うち子供6名)!!これはもう満員状態で、ワークはどうなるかとちょっと心配に・・・。

でも、そんなことワークをしてくれるオギタカさんは平気でした。大人数でもできる楽しいワークが始まりました。


始 まりの儀式で、輪になって座り、自己紹介を兼ねて一人ずつ中央に出てジャンベを叩く。始めに呼んで欲しい名前を言うと、オギタカさんのジャンベとコイケさ んのピアノ、私のバラフォン(アフリカのマリンバ)を伴奏に、簡単なリズムにあわせて歌いながら、「あなたの音はどんな 音?」というオギタカさんの問い かけに、音を出す、というもの。やりたくなければパスしてもOK。これが一人一人違って、オギタカさんのコメントがまた、「けっこう控えめなタイプ?」と か、「独創的だな〜」などと可笑しい。全員終わる頃にはもう40分近く経過していて、既に笑いの渦になっていました。

ここでオギタカさんのスチールドラムと、コイケさんのピアノ、やましんのバスリコーダー、私のマリンバで人々を囲んだ形で、静かな演奏。明かりも消 して、横になりたい人は横になり(狭かったけど)目をつぶってアタマを空っぽにして音の中に身を置いてもらう。最初のうちは慣れないことに子供達もざわざ わしているけれど、だんだん静かになって、音に身を委ねる。演奏する私達は、必要以上の音は出さず、空間を感じながら静かな音の世界を作る。


充分音の世界に浸った後、オギタカさんは全員に画用紙を配り、絵を描くように指示。残る三人で音は続けている。皆絵を描き始める。小声で喋ったり、一心不乱に描いていたり、音にあわせて歌っていたり、思い思いの姿勢で絵を描く。

出来上がった絵を集めて、オギタカさんの即興紙芝居が始まった。もうてんでばらばらの絵をちょっといい加減に(笑)、面白おかしく、時に突飛な表現 で、コメントの難しい絵は、参加されていた高校の美術の先生にも解説をお願いしたり・・・(先生の解説がまた、ぶっ飛んでいて良かった〜〜)とにかく可笑 しい!!この紙芝居も、絵と語りにあわせて音を即興で付けていく。全員の絵を語り終わる頃には、ちょうど終了時間になっていました。部屋の中は笑いと、み んなの熱気でもう熱々!!冷房を入れたけど全く効かないくらいの盛り上がりでした。


30分ほど休憩。おやつタイムのお菓子は、今回はバミスタ久々のプレーンなロールケーキ。

おやつの間に、ライブを聴きにお客様が登場。

ライブの始まりは、置いてあったバラフォンを弾かせてもらったKくんの演奏からでした。けっこうリズム感良くて、楽しかったのかず〜っと演奏してい たので、皆さんからも褒めてもらっていました。オギタカさんの一言「前座はKくんでした〜」。Kくん、すっかりバラフォンにハマってしまい、帰り際にお母 さんに「あのマリンバ買って!!」と言っていたのを聞いてしまった(笑)


オギタカさんの演奏から始まり、ピアノでの弾き語りや、コイケさんのピアノも入ってバラフォンでの弾き語り。オリジナルの曲で、時に観客も参加できて盛り上がったり、しているうちに最後の曲に。ウズウ ズし始めた子供達に、「キミ達も参加していいよ」と小さな打楽器を手渡しました。

これがまた面白い展開に。楽器を振り回しながら踊り狂う子供達。いいんです、この時の子供達の表情、最高!!

エネルギーを発散した後、5分ほどクールダウンの休憩が入り、コイケテツヤさんのピアノの弾き語り。コイケさんのブルースについての解説を聞いて、 な〜るほど、と納得しながら演奏を堪能。音で表現されている蒸気機関車の様子や、辛い労働の中、不思議と明るい音楽が作られたのだと実感。


この日の面白かったことは子供達の様子。まだ小さなLくん、音楽が大好きなようで、ママの元を離れてフラフラとオギタカさんやコイケさんのすぐ目の前にいって、どこからか手にしたマリンバのバチをブンブン振り回して「指揮してもらいました」とオギタカさんに言わせたり。

コイケさんのピアノソロでも、側でじっと見つめていたり。

さすがに危なかったり、邪魔になってしまいそうになると、すぐ近くにいる人が、誰かしら上手く抱き上げてくれたり。

小4の男子三人組は、初めて出会ったにもかかわらず仲良しになって、かぶりつき席に陣取りカードゲームをやっているかと思えば、じっと演奏を見つめ て微動だにしなかったり、ジャンベが出てくると思わず近づいていったり・・・。勝手なこをとしているようで、実は耳とカラダはしっかりと音を漏らさず聴い ていたんですね。

普通のコンサートやライブではあり得ないような子供達の自由な行動が、とっても印象に残りました。

自由な子供達と、自由な行動を温かく見守れる大人たち。そして演奏者。

私はこの温かい感じがとってもとっても嬉しかった。

これこそ、スタジオ・バミが目指していたものだと。

お客様は皆さんとっても楽しかったとリラックスして帰られました。

まだまだ興奮冷めやらない人々や子供達は、楽器に群がって演奏させてもらったり。

オギタカさんとコイケテツヤさんの温かいお人柄と素晴らしい演奏、それから素晴らしくオープンなハートを持つお客様によって、最高の一日を体験できました。本当に有難うございました。

オギタカさんのブログにも、この時の様子がアップされています。

http://blog.oto-asobi.main.jp/

 


| スタジオ・バミ | 11:36 | comments(0) | trackbacks(0) |